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eドリル トップページ > That's GAKU(2014年1月)

2014年1月

「修飾語ってどんな役割をするの?」

「修飾語」という言葉を耳にしたことはありますよね。「修飾語」を広辞苑で引くと、「体言または用言に、その表す意味を限定するために付け加える語」とあります。少し難しい説明ですね。それでは、例をあげて修飾語とはどのようなものかを考えてみましょう。「きれいな花を見た。」という文の「きれいな」は、「花」をくわしく説明する修飾語です。「ぼくは速く走った。」の「速く」は「走った」をくわしく説明する修飾語です。もし、これらの文から「きれいな」や「速く」を削ってしまったらどうなるでしょう。「花を見た。」、「ぼくは走った。」となります。具体性がなくなって、どんな花なのか、どのように走ったのかが想像しづらくなったと思いませんか。  つまり修飾語は、その様子をわかりやすく伝えるための言葉なのです。文章を書くときには、修飾語を使って、わかりやすく表現してみましょう。読む人にも様子や気持ちがいきいきと伝わるようになります。

修飾語は「位置」に注意しよう!

「わかりやすい文章を書くためには修飾語を使えばいいんだな」とはりきっている人、少し待ってください。修飾語は、むやみに使えばいいというものではありません。たとえば、「よく一緒に友だちと学校の近くにある公園のブランコで遊ぶ。」という文は、修飾語が使われているのに、わかりづらく感じます。これは、修飾語の位置に問題があるのです。では、次のページから、上手に修飾語を使う方法を考えていきましょう。今回、例にあげるのは、遊園地に行ったときのことを書いた文章です。わかりにくい文章を、わかりやすい文章に書きかえていきます。

わかりにくい文章@

先日、私は遊園地へ同じクラスで学ぶ何人かの友達と一緒に行きました。

解決策

長い修飾語は先に、短い修飾語はあとに置く。

一つの言葉に、長い修飾語と短い修飾語がかかっている場合、長い修飾語をあとに置くと、わかりにくい文になります。長い修飾語を先にもっていきましょう。この文では「遊園地へ」と「同じクラスで学ぶ何人かの友達と一緒に」の二つが、「行きました」にかかる修飾語です。そこで、長い修飾語を先に、短い修飾語をあとに移動させましょう。

わかりやすい文章@

先日、私は同じクラスで学ぶ何人かの友達と一緒に遊園地へ行きました。

わかりにくい文章A

特に気に入ったのはバイキングという乗り物で、すごいと思いました。

解決策

あいまいな表現を避けその様子を具体的に表現する。

文をわかりやすくするために修飾語を使うのは大切なことです。けれども、あいまいな表現を使っては、読む人に様子を伝えられません。「すごい」「すごく」「よく」などの言葉には特に気をつけましょう。「すごいと思った」はあいまいな表現で、この文だけでは良かったのか悪かったのかさえわかりません。具体的に表現しましょう。

わかりやすい文章A

特に気に入ったのはバイキングという乗り物です。大きく揺れるたびに風を受け、鳥になったような気分になれました。

わかりにくい文章B

ある友達は、よく遊園地に行って観覧車に乗るから、ジェットコースターにしたい、と主張しました。

解決策

意味が二通りにとれるときは語順や表現を工夫する。

修飾語の位置によっては、意味が二通りにとれる場合があります。この文では「よく遊園地に行く」とも「よく観覧車に乗る」とも受けとれます。どちらなのかがはっきりとわかるように、語順をかえたり表現を整えたりしてみましょう。

わかりやすい文章B

(T:よく遊園地に行く場合)ある友達は、よく遊園地に行くので観覧車には乗りなれているから、ジェットコースターにしたい、と主張しました。
(U:よく観覧車に乗る場合)ある友達は、遊園地に行くとよく観覧車に乗るから、ジェットコースターにしたい、と主張しました。

わかりにくい文章C

観覧車には乗れなかったけれど、とても友達と思う存分遊ぶことができて楽しい一日になりました。

解決策

修飾語(飾る言葉)を被修飾語(飾られる言葉)に近づける

修飾語が被修飾語から遠い位置にあると、わかりにくい文になります。この文の「とても」は「楽しい」を修飾する言葉ですから、「楽しい」の直前に移動させましょう。修飾語を被修飾語に近づけることで、わかりやすい文になります。

わかりやすい文章C

観覧車には乗れなかったけれど、友達と思う存分遊ぶことができて、とても楽しい一日になりました。

修飾語を上手に使っていきいきとした文章に!

修飾語のない文章は、少しさびしく、わかりづらいものです。たとえ使ったとしても、使い方を誤れば、かえって読み手を混乱させることになります。修飾語をわかりやすく使って書きかえたところで、文章全体をとおして読んでみることにしましょう。

先日、私は同じクラスで学ぶ何人かの友達と一緒に遊園地へ行きました。遊園地では、たくさんの乗り物で楽しみました。特に気に入ったのはバイキングという乗り物です。大きく揺れるたびに風を受け、鳥になったような気分になれました。

いよいよ夕方になり、最後に何に乗るかを話し合いました。私は「観覧車に乗りたい。」と言いました。一方、ある友達は、遊園地に行くとよく観覧車に乗るから、ジェットコースターにしたい、と主張しました。私は、せっかくここまでみんなと仲良くしてきたのだから最後まで仲良くしたいと考え、友達の意見を尊重してジェットコースターに賛成しました。そして、遊園地での一日を気持ちよく終えました。

観覧車には乗れなかったけれど、友達と思う存分遊ぶことができて、とても楽しい一日になりました。またみんなで遊びに行きたいものです。

効果的に修飾語を使うことで、遊園地でどのように過ごしたかがいきいきと伝わってくるようになりましたね。四つの解決策を参考に、修飾語を意識してわかりやすい文章を書いていきましょう。

覚えておこう!

句読点や閉じるかぎかっこ、繰り返しの符号が行頭にきたときには、次のようなルールがあります。句読点や閉じるかぎかっこは、前の行末に文字と一緒に書きます。また、繰り返しの符号(々)は行頭には使わず、同じ漢字を繰り返します。

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