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eドリル トップページ > That's GAKU(2013年9月)

2013年9月

文の「ねじれ」って何?

「この文はねじれている」などと耳にしたことはありませんか?「ねじれる」という言葉はいろいろな意味を持ちますが、ここでは「筋の通らない状態になること」を指します。たとえば、「私が好きなパンは、ねじりパンが好きです。」という文はどこか変ですね。「好きなパンは」と始まりながら、「好きです」と結ばれています。このような文を「ねじれた文」と言います。主語(何が)と述語(どうした)の関係が、かみ合っていないのです。さきほどの文は、「私が好きなパンは、ねじりパンです。」、あるいは「私はねじりパンが好きです。」とすると、わかりやすくなります。ねじれた文はわかりにくく、読む人に意味をとり違えられるおそれもあります。ねじりパンはおいしく食べてもらえますが、ねじれた文は誰にも食べてもらえないのです。

前後の文の関係を考えてみよう

さきほどの文を見て、「そんな簡単な間違いはしないよ」と思う人もいるかもしれません。けれども、次のような長い文になるとどうでしょう。「私の夢は、世界で認められるサッカー選手となり、海外のサッカーチームに入って活躍し、いつかワールドカップで優勝したいのです。」主語と述語の関係がはっきりしなくなり、書き手も気づかないうちに文がねじれてしまっています。これでは、わかりやすい文とは言えません。文が長くなるほど、このような間違いを起こしがちになります。文のねじれを防ぐには、第1回目で学んだ「文を短くする」方法が効果的です。主語と述語を近づけることで、「好きなパンは、…好きです。」といった文のねじれを起こしにくくなります。ねじれた文にならないための実践例を見ていきましょう。

わかりにくい文章@

私は今サッカークラブに入っていて、夢は世界で認められるサッカー選手となり、海外のサッカーチームに入って活躍し、日本代表としてワールドカップにも出場して優勝したいのです。

解決策

ねじれた文にしないため、まずは、文を短く句切る。

一文で表現しようとせず、文をなるべく短くするよう心がけましょう。右の文のようにすべてのことがらを一つの文の中に入れると、いつのまにかねじれてしまいがちです。まずは、文を句切ることで、ねじれを解消していきましょう。

わかりやすい文章@

私は今サッカークラブに入っています。将来の夢は、世界で認められるサッカー選手になることです。海外のチームに入って活躍するのです。そして、いつか日本代表としてワールドカップに出場し、優勝するのが目標です。

わかりにくい文章A

私は夏が好きです。なぜなら、夏になると新しい水着を買ってくれるし、毎年海で楽しく遊んでいるからです。

解決策

主語(何が)と述語(どうした)の関係をよく考える。

長い文でも、主語と述語の関係に気をつければ、ねじれのない文を書くことができます。「海で遊んでいる」のは「私」ですね。では、「水着を買ってくれる」のは誰でしょう。ここには書かれていませんが、「私」以外の誰かですね。述語に合わせて主語を入れる(T)、あるいは、主語を統一(U)しましょう。

わかりやすい文章A

私は夏が好きです。なぜなら、(T)夏になると母が新しい水着を買ってくれるし、毎年私はそれを着て、海で楽しく遊んでいるからです。(U)夏になると新しい水着を買ってもらえるし、毎年海で楽しく遊んでいるからです。

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