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eドリル トップページ > That's GAKU(2013年5月)

2013年5月

接続詞とは後ろの文の「予告」だ!

文章を書くとき、文と文との間には接続詞を使いますね。「だから」「しかし」「また」「すると」など、多くの接続詞があります。接続詞は前後の文の関係をわかりやすくするために使うものです。後ろに続く文を「予告」するためのものと言ってもいいでしょう。「しかし」という接続詞が使われていれば、「これから反対のことを言うのだな」ということがわかります。「たとえば」があれば、「これから具ぐ体例が示されるのだろう」と予測がつくでしょう。そういった意味で、接続詞はとても便利なものです。ただ、使い方に気をつけないと、かえって文をわかりにくくしてしまうこともあります。「昨日、登校中に友人に会った。だから、一緒に歩いた。ところが、友人は歩くのがいつもより遅かった。だから、私はその理由が気になった。けれども、友人は楽しそうだった。」このように、接続詞を多用した文は、書き手はうまく説明をしているつもりでも、読み手にはかえってわかりづらいのです。この場合、「だから」という接続詞は、ないほうがわかりやすく感じませんか。

前後の文の関係を考えてみよう

適切な接続詞を使うことも、わかりやすい文章を書く大事な要素です。さきほどの文章でいえば、「(私が)理由が気になった」ことと「友人は(が)楽しそうだった」ことは逆接の関係にないので、「けれども」は適しません。接続詞が「予告」の役割を果はたしていないため、わかりにくくしているのです。接続詞を効果的に使うには、@使いすぎに注意しましょう。A前後の文の関係を考えて、適切な接続詞を使いましょう。次のページで、接続詞の使い方の実践例を見ていきます。

わかりにくい文章@

昨日、映画を観ることになった。そのため、家族四人で出かけた。それから、観る映画を決めて映画館に入った。そして、ポップコーンとジュースを買って座った。しばらくすると、映画が始まった。すると、とてもおもしろい映画だったので、すっかり夢中になった。

解決策

接続詞を多用しない。不要であれば、けずる。

一文ごとに接続詞を使うのではなく、必要なところだけに使うよう心がけましょう。まず、その接続詞がないと意味が通じないかを確認します。ないほうがわかりやすい場合は、二つの文を一文にするなどしながら接続詞をけずります。 昨日、映画を観ることになり、家族四人で出かけた。観る映画を決めて映画館に入り、ポップコーンとジュースを買って座った。しばらくすると、映画が始まった。とてもおもしろい映画だったので、すっかり夢中になった。

わかりやすい文章@

昨日、映画を観ることになり、家族四人で出かけた。観る映画を決めて映画館に入り、ポップコーンとジュースを買って座った。しばらくすると、映画が始まった。とてもおもしろい映画だったので、すっかり夢中になった。

わかりにくい文章A

私は、ある友人にあこがれています。彼女は、勉強熱心で学級活動にもまじめに取り組むすばらしい人です。けれど、彼女にあこがれるいちばん大きな理由は、彼女がとてもやさしいことにあります。

解決策

接続詞を使う場合は前後の文の関係をよく考える。

つい使ってしまいがちな逆接の接続詞に気をつけましょう。右の「けれど」の前後の文は反対の内容にはなっていないため、逆接でつなぐのは誤りです。前後の文の関係を考えて、「けれど」にかわる適切な接続詞を探してみましょう。

わかりやすい文章A

私は、ある友人にあこがれています。彼女は、勉強熱心で学級活動にもまじめに取り組むすばらしい人です。そして、私が彼女にあこがれるいちばん大きな理由は、彼女がとてもやさしいことにあります。

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