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eドリル トップページ > That's GAKU(2012年3月)

2012年3月

ニュースキーワード&カレンダー

人の噂も七十五日 季節が過ぎれば噂も消える?

みんなは「人の噂も七十五日」ということわざを知っているかな?どんな噂も、しばらくたてば忘れられてしまうものだという意味。確かに噂はいずれ消えるものだけど、なぜその期間が「75 日」なんだろう。これは中国に古くから伝わる五行思想という考え方に関係がある。世界のあらゆるものは5つの要素から成り立つとする考え方で、この思想ではなんと季節も5つあることになっている。春夏秋冬と土用だ。土用というと、夏にウナギを食べる「土用の丑」を思い浮かべがちだが、実は土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前の約18 日間を指し、どの季節にも属さないとされている。つまり、18 × 4 = 72日前後は土用なわけだ。また、季節を5つとすると365 ÷ 5 =73日。土用の期間は太陽の運行で少し変化するため、その影響で75 日になる季節もある。つまり「人の噂なんて1つの季節くらいしか続かない」ということを表現するために、音の響きがいい「75日」という日数になったんだ。ちなみに、初物を食べると寿命が延びるという意味で、「初物七十五日」ということわざもあるよ。

人の噂も七十五日 季節が過ぎれば噂も消える?

万里の長城 万里の長城

中国に由来する話題をもう1つ。「万里の長城」はみんなも知っているよね。類を見ない長い城壁で、世界遺産にもなっている。ところで、万里の「里」は長さの単位で、約4km。すると1万里は約4万km にも及び、これは地球1周分にあたる。ところが、万里の長城の現在の公式な長さは約8800km。4分の1以下の長さなのに、なぜこんな大げさな名前になったんだろう。実は本来中国で使われていた「里」は、昔から500 m程てい度ど だった。したがって、1万里= 5000kmが正しい長さ。途中で増築や修復をされて延びたことを考えれば、かなり正確な数字だったと言える。 日本でも中国の単位を借りた「尺貫法」が長く使われてきた。しかし、地方ごとにその長さは異ことなり、明治に入って1里=約4kmと定められたんだ。そのため、日本人は万里=約4万km と思ってしまうだけで、中国の人が見栄をはったわけじゃないってこと。

万里の長城 万里の長城

CDの直径は12cm 12 インチのレコードが12cm のCDになった理由は?

音楽を聴くのは主にCD(コンパクト・ディスク)だよね。みんなが生まれたときにはすでにCDがあったけれど、その歴史はまだ浅く、それまではレコードが主流だった。レコードを見たことがない人もいるかもしれないけれど、直径12インチ(約30cm)と大きく、両面で60分しか録音できないことが欠点だった。それを直径12cmにまで縮小し、約74〜80分の録音を可能にしたCDの登場は画期的で、1980年代からまたたく間に普及した。でも、12cmというサイズに決まったのはなぜだろう。レコードが12インチだから、12という数字にこだわったのだろうか。実は、当初は「コンパクト」という名前を意識して、カセットテープの対角線の11.6cmにするという案が出ていた。ところが、そのサイズだと60分程度しか録音できないため、CDを開発したソニーの副社長(当時)で音楽家でもあった大賀典雄氏が大反対。「ベートーベンの第九交響曲が収まる収録時間」を主張して調査した結果、クラシック音楽の95%が75分あればCD1枚に収められることがわかった。こうして直径12cmというサイズに決まったんだ。12という数字は、偶然の一致だったわけだ。

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