• eドリルを受講している人はこちら
  • 受講効果・目的
  • 受講システム
  • 充実のサポート
  • 費用・環境について
  • eドリルトップページ

eドリル トップページ > That's GAKU(2011年12月)

2011年12月

身近な数字にまつわるお話

17には神秘的な力が宿っている!?

キリスト教の聖典である『新約聖書』には こんな話が出てくる。「あるとき、キリストの弟子のペテロが漁に出たが、魚が1匹もとれなかった。するとキリストは舟の右側に網を打つよう指示し、ペテロがその通りにして網を引き上げると、153 匹もの大きな魚でいっぱいだった」キリストの奇跡を伝える話の1つだが、不思議なのは、なぜ魚の数が100 匹でも150 匹でもなく、153 匹という中途半端な 数字なのかということだ。実は、1から17 までの数をすべてたすと153 になり、「153 = 32 × 17」でもある。つまり、明らかに17 という数字を意識して 考えられたエピソードだと想像できるのだ。聖書の中で、17 は「ノアの方舟」の話にも登場し、それによると、大雨で洪水が始まったのは第2の月の17 日で、方舟がアララト 山に到達したのも第7の月の17 日とされている。聖書では7が聖なる数として特別扱いされているので、次に7が含まれる17 を神秘的な数と考えたのかもしれない。また、153 は「153 = 13 + 33 + 53」というおもしろい性質の数字でもあり、聖書を記した人々が、数についてかなりの知識をもっていたのは確かなことと考えられている。

17には神秘的な力が宿っている!?

「13 日の金曜日」は本当に不吉?

17と逆に、キリスト教で不吉な数字されるのが13。これはキリストが処刑される前日、 最後の晩餐に12人の弟子が参加し、キリストを含め13人になったこと。しかも、13番目の席に座ったのが、キリストを役人に売り渡した裏切り者ユダだったと言われるためだ。一方、キリストが復活したのは安息日である日曜日だったとされる。処刑から3日目に復活したので、逆算すれば金曜日が処刑された日にあたる。そのため、13日と金曜日が重なる日は、とても不吉とされているのだ。13 日の金曜日が1年にどれだけあるか調べた人がいて、1962 年以前では400年間に688 回あったそうだが、特に普通の日と変わりはなかったらしい。その期間の13日 で、もっとも少なかった曜日は木曜日と土曜日で684日。特に金曜日が多いわけではなさそうだ。ちなみに、2012年は1月、4月、7月と13日の金曜日が3回もある。おそらく何も変わらないと思うが、念のため用心しておく?

「13 日の金曜日」は本当に不吉?

1日が24 時間になったのは近代から

今では1日が24 時間なのはあたりまえだが、昔むかしは世界的に12 時間にわけていた。紀元前19世紀の古代バビロニアでは、日の出から日の入りまでの時間を水時計による計算から720 と導き、それを彼らが使っていた60進法に合わせるため「720 ÷ 60 =12」という計算で1日を12時間とした。1年は月が満ち欠けする周期(約30日)の約12倍のため、それを時間にもあてはめて1日を12時間としたという説もある。日本の江戸時代も昼と夜をそれぞれ6等分する1日12刻制で、明るい星が見えなくなる頃を明け六つ、見え始める頃を暮れ六つとし、明け・暮れの時間帯を6つにわけて時刻を決めていた。1日を24等分する時刻制度が始まったのは、1366 年にイタリアで機械時計が登場してから。その後、17 世紀に振り子時計が発明されてヨーロッパ全土へと広まっていった。日本が24 時間制を採用したのは1872 年のことで、実はまだ140年しかたっていないのだ。

1日が24 時間になったのは近代から

ページの先頭に戻る