• eドリルを受講している人はこちら
  • 受講効果・目的
  • 受講システム
  • 充実のサポート
  • 費用・環境について
  • eドリルトップページ

eドリル トップページ > That's GAKU(2010年9月)

2010年9月

読みのちがいがわかりますか?【今回のテーマ】のばし読み

夫婦、二人になると長くなる?

夫婦、二人になると長くなる?

 「夫」は、「漁夫(ギョフ)」「丈夫(ジョウブ)」などのように普通は「フ(ブ)」と読みますが、「工夫」のときは「クフウ」とのばし読みします。 「工夫」は、もともと精神修養に心を使うことを意味した漢語で武術の「功夫(カンフウ)」と同じ仲間です。ですから、この中国語の読みがそのまま残ったのかもしれません。
おもしろいのは「夫婦」です。「夫人(フジン)」は他人の妻の敬称、「夫君(フクン)」は他人の夫の敬称です。一人ひとりだと「フ」と読む「夫」が、なぜか「夫婦」二人になると「フウフ」とのばし読みになります。

詩歌に句読点はいる?

 大通りのことを「大路(オオジ)」といいます。反対に幅の狭い道のことを「小路」といいますが、これは「コジ」ではなく「コウジ」とのばして読みます。同じように、結婚式の披露宴の「披露」も、「ヒロ」ではなく「ヒロウ」とのばし読みします。
では、次の言葉はどう読みますか? 【句読点  女房  富貴】
「クトウテン」「ニョウボウ」「フウキ」ですね。「読」には「トウ」、「富」には「フウ」という読みがありますし、「女」の「ニョウ」は慣用読みですが、やはりのばし読みがあります。
それなら、次の言葉はどうでしょうか? 【詩歌  図々しい  提灯】シイカ」「ズウズウシイ」「チョウチン」と読みます。「詩」「図」には、それぞれ「シ」「ズ」という読みはありますが、「シイ」「ズウ」とのばした読みはありません。さらに「提」に至いたっては、「テイ」という読みをアレンジした上で「チョウ」とのばして読んでいます。

灯明をあげ、往生を願う?

「建立」といえば、寺院や堂などを建てることですが、これは「ケンリツ」でも「コンリツ」でもなく「コンリュウ」と読みます。
では、次の言葉は何と読むでしょうか? 【灯明  往生  冥利】
ちょっと難しいですが、「トウミョウ」「オウジョウ」「ミョウリ」と読みます。
これらの読みはすべてありますが、特徴は、「建立」を含ふくめたすべてが仏教に関係のある言葉だということです。なぜか仏教用語には、のばし読みをするものが多いようです。

ページの先頭に戻る